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批評・感想コミュニティ

【創作歴史小説】ななかまど@深川です。

2010/02/04

ほとんどの方には初めまして☆おはようございます。
長編ばかりちまちま書いている、ななかまど@深川(深川ひろみ)と申します。

創作歴は一応そこそこ長い(二桁)のですが、
周囲に創作仲間もおらず、指導も批評も受けたことがないので、
ドキドキしつつ、勇気を出してトピを立ててみることにしました。

こちらで第三章まで公開しております、
『小説 ティベリウス -ローマ帝国孤高の守護神-』(試読版)
http://www.dnovels.net/novels/detail/2550
の批評(鞭撻)をお願いできないでしょうか。
(勿論、普通の感想も切望いたします☆)

全体は原稿用紙1500枚、24章立て(二部構成)という長いものですが、
第三章まではほぼ導入部となっております。
あくまでもこの導入部(その一部でも勿論OK)の批評で結構です。
(全体を読んでいただく必要はありません。
 もちろん、それはそれで踊っちゃうほど嬉しいですが)

1)文章は適切かどうか(誤字、誤用などの小さな点も含めて)。
  難しい、あるいは目障りではないか。
2)作品世界には入りやすいか。
  →古代ローマという、多分、あまり馴染みのない世界を扱っております。
   また個人的に、ですが、
   「読む人は読むし、読まない人は読まない」印象のある歴史創作ジャンルです。
   説明不足、あるいは説明しすぎで、
   内容よりも、世界に入り込む段階で労力を使う状態に陥っていないか。
3)人物のイメージは伝わるか。感情移入しやすいか。
  人間関係は困難なく飲み込めるか。
4)続きを読もうという気になるか。

辺りが、とても気になるところです。

「中学生以上(イメージ)で、ローマ世界に対する知識はないが本は読む」
という人に読んでもらえることを目指しています。

姿勢として、ななかまど@深川は、
歴史物だろうが現代物だろうが、キャラクター小説(人物)を書きたいと思っています。
極端な話、歴史的な要素は「舞台装置として必要なので書く」という感じです。
気にならないければ一番いい、ぐらいに思っております(笑)
文章も、「文を読んでいることを忘れる」ぐらいの文章で書きたいと希望しています。

(どなたかへの批評にもありましたが、)
私の場合、本作そのものを改稿するため、というよりも、
今後も歴史物を多分ちょこちょこ書いていきますので、
その際の糧・ヒントとして活用させていただきたい、というのが最大の目的です。

作品も長いがトピも長い人間で申し訳ありません。
お手すきの方、いらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いいたします。

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2010-02-13 07:35:14

>N.riverさん

その2です。

■舞台特性
(と一応まとめてみる。)
カタカナ名が多くて読みにくい、というのは、多くの方に指摘されました。
先日、本を差し上げた会社の同僚(50代男性)も、
相当読む人なのですが、やっぱりカタカナ名がきついと。
しかも古代ローマ、同じ名前がゴロゴロいるんだよなー。ションボリ。
とにかく固有名詞以外は相当神経質に日本語にしたのですが(苦笑)

こればっかりは特に妙案が浮かびませんが、
とりあえず、この見慣れぬカタカナ名が相当なハードルになる、
ということは、頭に叩き込んでおこうかと思います。
そうでない場合の十倍気を遣わないと、
敷居が膝の辺りまで来るぞ、みたいな(笑)

一応、ある程度は自覚もあったので、
邪道中の邪道ですが(←どんな邪道だ~!)作品解説まで作ってしまった
ななかまど@深川でした(苦笑)

家系図は編集部で作っていただいたものなので、
こちらにUP出来ないのがツライところ。
(PDF版の各回のラストには入っています)
本来、「登場人物紹介」も「家系図」も「地図」も、
全部邪道だっ!クソッ!とどこかでは思いつつ、
これも方便と割り切る自分がいるのです(笑)

ただ、世界には入れたと仰っていただいたので、ホッとしました。

■テンポ
確かに、読み飛ばすには情報量が多すぎるかも(苦笑)

情報(説明)は、私の中では「味噌」なんです。
味噌だけじゃとても食えないので、
場面を作って、そこへそーっとそーっと味噌を溶いていく。
ただ、味噌(その1でも書きましたが「背景」)がとても多いと、
必然的に水分の方も多くなって、(=作品が長くなって)
「味噌汁は一日一杯でええやろ!」というテンポの作品になる、という気が………。

嗚呼もうちょっと、スマートな泥臭くない喩えはないものか(苦笑)
いやだから、言葉のセンスに難があるので。(ゴニョゴニョ)


  ☆


色々と丁寧にご指摘いただき有難うございました。

本ヲ置ク事能ハズ、みたいな作品を、いつか書いてみたいものです(笑)
ドライブ感があって、内容もあって、ちゃんとエンタメしてて、
情感もあって、しかも平易。

書くだけならタダです。せっかくなので志は高く行きませう☆

という辺りで、返信とさせて頂きます。有難うございましたっ。礼。

2010-02-13 15:11:26

オマケ

結局のところ、ここで自分が立てたトピックにあったご意見の要が、似たようなものであったことを思い出します。
とりあえずSFということで、世界設定(お話世界のルール)を最初に挙げておかなければ、後々の葛藤や駆け引きの面白さが伝わらなくなるので、頭にそれら舞台背景を説明上等! で、入れたらば、今ここでわたしが記したようなご意見をもらいました。
アドバイスとして、世界設定の『説明』を省くためにエピソードを織り込み、物語が動く中で読者に把握させる。ハウツービデオみたいな感じかしらん。いただきました。読み手はラクですが、このあざとさはどうにもドロ臭くて苦手です。
ななかまどさんの作品の出だしも、その辺りのせめぎあいでワダチにつかまり、強制走行、難解路線をバク進か? と、指摘するに止まれた部分がありました。

>ドライブ感があって、内容もあって、ちゃんとエンタメしてて、
>情感もあって、しかも平易。

理想ではありますが、読者の読解力にも期待したいところ、というのがわたしのホンネでもあったります。筒井康隆さんの『巨船ベラス・レトラス』で、読者の質への批判があったのですが、
読み手と書き手、双方の切磋琢磨により、よりよき作品が生まれるのではないかと、小難しく考えてみたりするのでした(笑)

とかなんとか、どうも小うるさい姑根性が出るのは、わたしなりに真剣であるということでお許しください。
ということで、結局わたしもななかまどさんと同じようなハードルを前に、オーディエンスから手拍子が送られてくるのを待つ身なのでありました!

2010-02-13 17:56:29

>N.riverさん

オマケ返信ありがとうございます。

>アドバイスとして、世界設定の『説明』を省くためにエピソードを織り込み、
>物語が動く中で読者に把握させる。ハウツービデオみたいな感じかしらん。

あ☆まさにこの通りですね。私が奮闘してるの。
あざといっちゃあざといのか(苦笑)
でもまあ、使う使わないは時と場合と好みによるとして、
テクニックですからね、これも。
私はもうちょっと、この方面の技術向上を目指したいかなあ。

>理想ではありますが、読者の読解力にも期待したいところ、というのが
>わたしのホンネでもあったります。

なるほど………。色々ですね。いや本当に。
私はどちらかというと、
「どれだけ裾野を広げられるか」の方に関心があるので、
ある意味面白いほど真逆なのかも。

極端な話、
私はレヴィナスの『全体性と無限』(存在論の哲学書です)とか、
カフカの『城』(いわゆる不条理文学?)とか、
宗左近の『炎える母』(戦争詩)とか、
判らんなりに大好きな訳なんですが、
「この面白さを幼稚園児にも伝えたい、判ってもらいたいっ!」
とか思うのです(笑)

まあ、それは本当に極端な話で、勿論ななかまど@深川の小説は
多分大半の幼稚園児には読めないだろうけど(苦笑)(簡単だったりして?)
でもまあ、伝わったら本当にいいなあ、とは思う。

だって、別に特別なこと書いてるわけじゃないし(苦笑)アハ。
裏切られた悲しかったとか、この人が好きとか嫌いとか、
頑張ったのに報われなくて辛かったとか。そんなことばっか。

舅・姑・小姑上等♪ 私も大概語っちゃう人なので、ご遠慮なく。
色んな創作姿勢に出会えることも、中々にこういうコミュの醍醐味なのでした。

2010-02-22 06:14:58

こんばんは。zsphereです。
ちょっと自分の執筆の方がヒートアップしていたので遅くなってしまいましたが、
とりあえず第一章の(5)までを拝読いたしましたので、以下簡単に。


とりあえず文章の細かいところまでご希望との事なので、いつものスタイルで。
毎度ちまちまと失礼いたします。


   第一章 父の帰還(1)

・ぶるる、と、馬が鼻を鳴らす。
  →「鼻を鳴らす」はネット上の慣用句辞典によると、
   1.鼻に掛かった声を出す。また、甘えたような動作をする。2.小馬鹿にしたような動作をする。軽蔑する。
   どちらも馬の動作としては不適切かなと。
   慣用句の意味ではなく、「文字通り鼻が鳴ったんだ」ということかもしれませんが、
   やはり咄嗟に慣用句の方を思い浮かべてしまいますので、やはり少し気になるかも。
   とはいえ、では馬が「ぶるる」と鳴くのを指して何というかは、私も咄嗟に思い浮かばないんですが(ぇ
   ざっと調べてみたら「いななく」は違うみたいですね(ヒヒーンの方を指すのかな?)。うーむ、難しい。

・どうして、ぼくやみんなを棄てるんですか。
  →「ぼく」が平仮名なのに、「棄てる」という漢字が同じ文章にあるので少し違和感を感じる文章です。
   幼子の心の声を表現しようとする平仮名の効果と、「棄」という漢字の視覚的なイメージの効果と、
   両方を取り入れようとして少しちぐはぐになってしまった印象。
   どちらか片方に効果を絞った方が良いかな、という気がします。


   第一章 父の帰還(2)

・父がローマを去ってからの七年間、兄弟同然に育ってきたこの従兄は十五歳で、十三歳になったドゥルーススとは二歳しか違わない。
  →片方が十五歳で、もう片方が十三歳なら「二歳しか違わない」事は自明なので、
   その分で少しくどい文章になっています。

・結局、ドゥルーススには義叔母にあたるアントニアがドゥルーススの養育を引きうけ、三人の実子と共に育ててくれたのだ。
  →「ドゥルースス」が重複。最初の「ドゥルーススには」を削除しても意味が通じます。
   読者にとって不慣れな、ローマ人の名前が立てつづけに出てくるので、余計な混乱を生む可能性のある
   こうした重複は避けた方が無難かなと。

・小アシア(トルコ)近くに浮かぶ小島、ロードス島に引っ込んでから、
  →西洋史がからっきしなので間違っているかもですが、おそらく「小アジア」

・父は、ある意味では故人であるドゥルースス・ゲルマニクス以上に死者だった。
  →「ある意味では故人であるドゥルースス・ゲルマニクス」で切って読めてしまうので、
   ここは「父はある意味で、故人である~」とした方が分かり良いと思います。

・ここに集まった人々の誰一人として、我が最愛の妻リウィアの持つ数々の美徳の恩恵にあずかっていない者は、一人としてあるまいとわたしは確信している。
  →「一人として」が重複。

・ドゥルーススはそっとこの場に集まった面々を周囲をうかがった。
  →「を」が重複。「周囲を」を削除、その他。

・「サンキュ」
  →うーん、ここで「Thank you」はさすがに、ここまでの歴史ものの雰囲気を壊してしまいかねない気がします(笑)。
   ニュアンスとしては、それくらい砕けた感じ、という事なのでしょうが……。
   もちろん、地の文には他にも「フルネーム」「メインディッシュ」「ニュアンス」などの英語がありますが、
   この辺はそんなに読んでいて気になるわけではありませんでした。
   多分、そこを気にすると一気に言葉選びが難しくなってしまいますし、現状のままでも良い気はしますが、
   さすがにセリフの中で、一単語だけで「サンキュ」は目立つので、変えた方が良いかも知れません。


これ以降は気付いた部分は特になし。


さて、dNoVeLsでは本格的な歴史ものは少なめなので、なかなか興味深く拝読いたしました。
また個人的に、ななかまど@深川さんの嵯峨天皇を書いたノベルの方は、
時間が空いた時に拝読させていただこうかなと思って本棚に入れさせていただいてます
(その時間がなかなか空かないんですが……)。

それで、この「小説ティベリウス」についてですが、
文体は非常に読みやすく、場面も把握しやすく、
そしてお話の運び方、場面転換の仕方なども上手いと感じました。
恐らく、小説書きとしての基礎体力の面では、
dNoVeLs全体で見てもかなりハイレベルな位置にいらっしゃるのではと思います。

その上で、しかし、歴史ものとして入りやすいかというと、
何となく少し足りないような感じが、読んでいてありました。

私が特に思ったのは、「このお話が世界史年表のどの辺に位置しているのか」、
というのが作中にあまり明示されていない部分だったりします。
ななかまど@深川さんが、作品の読みやすさのために
説明部分をできるだけカットして、敷居を下げようとされているのは分かるのですが、
しかし一方で、歴史ものである事は歴然としているわけなので、
やはり読者は読み始める上で頭の中に世界史の年表っぽいものをおぼろげに思い浮かべるのですが。
このお話で描かれるミクロなドラマを、
頭の中の世界史の流れの中に馴染ませる機会が何となく無いままな気がしまして。

もちろん、世界史云々というのは、単にこのドラマが西暦何年のことだとか、
そういうだけではなくて、むしろ世界史上の大きな出来事とか、そういうところとのつながりが
あまり見えない気がします。たとえば、ローマ帝国成立とか……何とかの戦いとか(←西洋史苦手

歴史小説の楽しみにも色々あると思うのですが、
やはり歴史上の大きな事件、歴史のうねりと、作中の個別のドラマとが有機的に響き合ったりすると、
ドラマチックさも増すと思うんですよね。

もちろん、ななかまど@深川さんは個別のキャラ同士の情感あるドラマを書きたいと
感じられているのかなという気がしますし、ですから無理して大河歴史ロマンにする必要は
ないのかなという気はします。
ただ、たとえばアウグストゥスの初登場時の紹介をする時に、ローマ初代皇帝としての逸話などを
軽く交えるだけでも、歴史ものとしての面白さはだいぶ違ってくる気がするのです。
(もちろん、アウグストゥスがいかに初代皇帝となったかを
 ドゥルーススの視点で語る事で、アウグストゥスの人柄も、またドゥルーススのモノの見方も
 読者に伝える事はできるわけです)


……まぁ長々と書きましたが、結局はななかまど@深川さんが
史実上の人物を使って何を描きたいかが一番大事ですので、
私の上記のような提案も、ななかまどさんに合わなければ別に取る必要はないと思います。

ただ、やはり歴史ものとして、世界史全体の大きな流れの中での
5W1Hを明確に示すような手順も踏んだ方が、歴史小説としての深みは出るのかな、
というのが個人的な印象です。

といっても、今のところ作品のほんの序盤のところしか目を通していない事になるので、
もし先に進むに従ってそのあたりも押さえられていたりするようなら、勘違い失礼しました、という事で。


登場人物のイメージ、感情移入できるかどうか等については、ほぼ問題ないと思います。

なので後は、歴史もの小説としての距離間、ななかまど@深川さんにとっての
理想のスタイルというか、そういうカタチがうまく出来あがってくれば良いのだろうな、と思います。

私個人は、歴史小説って普段あまり読んでいなくて、せいぜい司馬遼太郎作品くらいなのですが、
司馬作品だと、もう「なんだこれ小説なのか?」って疑わしくなるくらい
作者が出てきて延々地の文で語っていたりしますよね、登場人物そっちのけで(笑)。
けどそれで、現代人の感覚と、描いている時代との間を橋渡ししているので、
作者の語りを読んでいるうちに、小説としての登場人物の心境なんかも
気がつくとスルリと読み手の中に、抵抗なく入り込んでいたりもします。

翻って、ななかまどさんの、人物のドラマを前面に構成した作風は、
それによって入り良くなった面もあるのですが、一方ドラマのニュアンスを伝えるために
ローマ人に「サンキュ」と言わせてしまうような部分は、歴史ものとしてどうなのか、
という部分は難しくもあります。

むしろ、敷居を下げるために歴史的な背景説明をどんどん削って行こうとし過ぎると、
ならもう架空のファンタジー世界で同じドラマをやってもあまり変わらなくなっていって、
そうすると逆にローマ人の名前の複雑さなど、
脱色しようのない部分だけがかえって強調されて感じられたりするかも知れません。

もっとも、この変の匙加減は非常に難しいと思います。
読者の感じ方というのは千差万別ですから、唯一のベストなバランスというのは
あり得ないと思います。現在の作風がベスト、と感じる読者さんもいるはずですし。
私が上記のように感じたのも、私が過去読んだ歴史ものがそういうバランスのものだったから
そちらに近づけようとしているだけかも知れませんし。

なので、「こんな風に感じたヤツもいるらしい」程度に、
8割引程度に差し引いて読んでいただければ幸いです(笑)。

そんな感じで。非常に長々しくて大変申し訳ないですが。
多少ともご参考になれば幸いです。では。

2010-02-22 20:59:52

■zsphereさま

丁寧に読んでいただき有難うございます。
もう書き込んでくださる方いないかな~?と思っていたので、
とても嬉しく拝見いたしました。

歴史物としての特殊性、これは本当に悩ましいところでして、
司馬遼太郎さんのお話が出ていましたが、
勿論アレはアレなんだろうなあ、とは思いつつ、
ああいう、舞台自体を歴史の時系列の中に置いて大きく俯瞰して見る、
というのとは違って、歴史の流れから切り離して、あくまで世界内存在というか、
その物語世界内に視点を限定して書きたい、
というのが、一応、執筆当時のななかまど@深川の野望だったりしました。実は。

ただ、zsphereさまの感想なども拝見して、
やはり「歴史の中のその舞台の位置」というものが判らないと、
多分、いつともどことも知れない空間に突然放り込まれた読者は、
相当戸惑いを覚えるのだろうと、そんなことも考えました。

仰る通り、要はバランス、だと思います。
ななかまど@深川は西洋物は初めてでして、
多分、相当に気負いも試行錯誤もあります。
今度、またこういったものに挑戦する機会がありましたら、
ご指摘頂いたこと等も参考に、あまり原理原則に頑なにならず読者目線で!という、
柔軟な姿勢で取り組めればいいなあ、と思います。

   ☆

あと、細かくご指摘いただいたことへ、お返事を。

■鼻を鳴らす
実は、「鼻を鳴らす」という言葉から
全く慣用句を感じなかったおー馬鹿者です。しくしく。
そっかあ、慣用句なのかこれ。
置き換えるとすれば、「馬の鼻がブルルと鳴る」でしょうか。

■「ぼく」と「棄てる」
確かに、子供の言葉の柔らかさと、
「棄てる」という固い字面は違和感がありますね。反省。
「捨てる」の方がよかったでしょうか。

「ぼく」については、子供の心、というのではなく、一応、歴史物を書くときは
「ぼく」「わたし」と、「どの」「さま」は平仮名で書く、というのが
ななかまど@深川方針だったりします。
どうしても言葉(特に固有名詞)が固くなりがちなので、
音にひらく、という考えからですが、今回「どの」「さま」に関しては、
名前がカタカナという「音」なので、漢字を用いました。
(『挽歌』では基本的に全部平仮名です。………多分)

■文章の回りくどさ2件
………まったくご指摘の通りです。すみません(汗)

■小アシア
これは、古代ローマなだけに基本的にローマ字読みなので、
asiaは「アシア」でいい………はず。

■句点の打ち方、重複のご指摘3件
納得。っていうか、あ~見直したつもりでも粗がボロボロ(恥)

■サンキュ
いきなり英語。
これ、無自覚だったんだろうか(汗)実は今となってはナゾだったり。

先の方に、(台詞のなかで)
「小さなクラウディウス」の意味で「リトル・クラウディアン」とか、
「集団ヒステリー」とか使っておりまして、
これは(適切かどうかはともかく)それなりに考えて使いましたが、
この「サンキュ」は………感覚で使ってしまったような気もします。
やっぱり、気になりますか………。気をつけます。

そんな感じで。
有難うございました。また、このトピと関係なく、
お気づきの点はお聞かせいただければとても嬉しく思います。

それでは、おやすみなさい。

2010-02-22 22:31:23

五話ぐらいまで読み進めまして、これは見るなら本腰入れなあかんと判断。ここで一旦切って、感想をば。

全体的に文法、話の運び方等にそこまで気になる物は有りませんでした。
ただ、ご自身でも言われていますが、淡々としていると感じる部分が確かにありまして、そのおかげで入りづらいか? と思える部分が有りました。
なので、その辺を自分ならこうすると言った感じで話をしようかなぁと。

■導入部分
一気に物語に入り込んでもらうためには象徴的なシーンを持ってくるのが一番だと自分は考えています。
その点で父との別れを持ってきているのだと思われますが、他には無かったのだろうか? とも考えています。
と言います物の、自分はティベリウスがいかなる人物かまったく判っていない状態からこのシーンを読んでいる訳で、歴史物と銘打たれているので昔の人なんだなぁと判っているのですが、それ以上が不明です。
ファンタジーであれば「不思議な世界」と言う共通の認識が有るので、その辺の描写が無くても雰囲気だけで推し進める事が出来ますが、歴史物となると雰囲気以上のリアリティが求められるように感じます。
シーンとしてもっと古代ローマらしいシーンは無かったのだろうか? もしくはティベリウス=「○○」とイメージ付けられるシーンを持ってきた方が読者は「なるほど、ティベリウスはこう言う事をした人なのね。その人の伝記かぁ……」と感じ取ってくれるのではないだろうか? と思います。(トップにもう一つぐらいエピソード追加で解決?)

■文中の用語に関して
判り易く例を
>ドゥルーススは首からさげた子供用のお護り(ブッラ)に触れた。ドゥルーススはこの秋で十四歳になる。成人式は十四歳から十七歳の間に行われるのが通例だから、そうかもしれない。成人式では、ドゥルーススが今身につけている緋色の縁取りのついた子供用の長衣(トガ・プラエクスタ)とお護りを一家の守護霊に奉納し、代わって大人用の白い長衣(トガ)を身につけるようになる。ゲルマニクスは昨年には成人式を済ませていた。
「ブッラ」と注を付けるよりは地の文にブッラと入れてしまっても良いんじゃないかなぁと。その方が歴史物としてはらしい気がします。で、欄外に意味を載せるイメージで。パピルスとか一部はそのまま文章に入っていたり、そうでなかったりとするのがちと気になります。説明的なイメージを省く意味でもここはさっくりと行かれても良いかなぁと。
後、登場人物が多岐に渡るので仕方が無い部分ではあるのですが、ティベリウスとかゲルマニスクとか……耳慣れない名前が一区切りの中に何人も出てくるおかげで人物把握や状況把握がし辛い印象が有りました。
極力「彼」「彼女」等の代名詞に置きかえられる部分は置き換えるか、名前を入れずとも通じる文章に直された方がすっきりするかと思います。(ふと思ったのですが、この当時登場人物への愛称とか無かったのでしょうか? それだけでもずいぶんと親しみやすさは変わると思うのですが……)


ともあれ、妙にこう……暗記物の教科書と言った感じが有るので、興味無い人にはきついかも? 時代背景にしろ解説にしろ取捨選択は必要かもしれません。
表現や地の文に一工夫入れて、ローマ時代の雰囲気と読みやすさの両立を図るのが良いのかな? と。


■「ぼく」と「棄てる」
>確かに、子供の言葉の柔らかさと、
>「棄てる」という固い字面は違和感がありますね。反省。
>「捨てる」の方がよかったでしょうか。
「棄てる」のままの方が、言葉のイメージとして尖って心に来るのでいいかと。自分は「ぼく」でも気にしない方ではありますが、もし拘るのであれば「ボク」で良いと思います。
「どうして、ボクやみんなを棄てるんですか?」
と。「ボク」と「棄」の言葉のイメージ的にも感覚が近いと思うのですがいかがでしょう?
まぁ最も……この辺は作者の拘り方次第なんでしょうなぁ……(あまり物語の大筋には影響出ないけどorz)自分は、こう言う特異な表現に拘って雰囲気を出すのが大好きなので思わず議論に参加です。

2010-02-23 12:48:56

■刃烈火さま

ランチタイムに失礼致します。ななかまど@深川です。
作品、並びに拙いお返事まで丁寧に読んで頂いて、
本当にありがとうございます!

☆導入部分
これは、実は相当試行錯誤の末にここに落ち着きました。
最初はドゥルーススとゲルマニクスが浴場から帰宅するシーンで、
次にそれをバッサリ切って宴会シーンからいきなり始めてみて、
3つ目の冒頭シーンが現在のものになります。

zsphereさまへの返信と重なる部分もありますが、
とにかく「歴史もの」であることを離れて読んで欲しい!というのが
もともとななかまど@深川の野望でして、
人間ドラマとしての最初のキーポイントである、
「父と子」を冒頭にもってきました。
この関係が、最初の3章の縦糸(のひとつ)になるので。

「古代ローマ的」でかつ「人間ドラマである」という冒頭が
正直思いつかなかった、というしかないかもしれません。
率直に修行不足です(苦笑)

     ☆

時代に対する俯瞰的な視点をどう入れるか、というのは、
本当にスタンスの問題で悩ましいところなのですが、
やや頑なに排除しすぎたかな、という気持ちもあります。

ゲルマニクスの息子「カリグラ」(カリギュラ)が、
ティベリウスの次の皇帝だったり、
冒頭に名前だけチラッと出てくる「小ティベリウス」(ゲルマニクスの弟)が、
更にその次の皇帝クラウディウスだったり。そして暴君ネロに至り、
ティベリウスの友人ネルヴァが、五賢帝の最初のネルヴァ帝の祖父だったり。
もっと大きく、どういう過程でこの時代に至り、この後どうなるのか。
また、大きな出来事として、この時代キリストの生誕と磔刑があります。

そういったことを、ななかまど@深川は一切、作中に書きませんでした。
(物語上必要なこと以外は、ですが)
それは、登場人物たちが普段意識しないことだからです。

ティベリウスという人間が、どんな人間で、どう生きたか、ということ。
それだけに集中したいと思ってこの作品を書きました。

その結果、歴史物として読むには歴史的視点が不足し、
人間ドラマとして読むには道具立てが面倒、というところに
陥ってしまったかもしれない、という気持ちはあります。

その辺りは、多分これからもう少し考えていかなければならないし、
考えるだけでなく、実地で作品を書きながら
修行していくべき部分であると思います。
創作も、トレーニングだと思いますので(苦笑)

(長くなりましたので、ここで一旦切ります)

2010-02-23 21:11:02

■刃烈火さま

続きです。

☆文中の用語に関して
すみません、コレ、原稿としては本来フリガナの部分なんです(汗)
フリガナを打てることは知っているのですが、
単に手間を省いて貼り付けた、という面もありますが(←こら)
まあ、字も細かいしフリガナにすることもなかろうと。

カタカナはやっぱりイメージとして「外国語」なので、
ローマ人にとって母国語である言葉は、
やはり日本人にとっての母国語で書くのが適切だろう、と思ったのでした。
でも音は残したい、という、折衷の産物がフリガナでありました。

ただ、カッコ書きで残ると煩わしいだけなので、ななかまど@深川としては
日本語を省くよりも逆にカタカナを全部省くのもテかな、と思ったりも。
いかがなものでしょう。

☆人物
場面の長さの割に本当に人物は多いですね。しかも同じ様な名前ばっかり(苦笑)
ご指摘は本当にもっともだと思いつつ、
結構ななかまど@深川なりには頑張ったのですよね………(ションボリ)
頑張った結果がzsphereさまにもご指摘を受けた「くどい」だったり(苦笑)

愛称はそれ程知りませんが、なければ本当は作ればいいだけの話ですから、
やっぱり工夫は足りなかったかもしれません。

☆「棄てる」と「捨てる」
意味合いとしては、私もやはり「棄てる」なのですよね。
「見棄てられた」というか、とても強いニュアンス。
それは刃烈火さまの仰る通りだと思います。

ただ通常の用法ではないので、文章が難しい印象を与えてしまう。
それが子供の語りとしては違和感があるわけで、
zsphereさまのご指摘もよく判ります。

「どうして、ボクやみんなを棄てるんですか?」
「どうして、ぼくやみんなを捨てるんですか」
「どうして、ぼくやみんなを棄てるんですか」

あと、「どうしてぼくたちを捨てるんですか」とか。

どれを選ぶかは、多分、故人の感覚に大きく左右されるところですね………。

個人的には、「ボク」はやや日本語として特殊だと思うので、
ななかまど@深川の文章の中に入れると浮き上がる気がします。
(「ボク」は、非日常感を出すために、FT仕立ての作品で使用したことがあります)
ただ、それはあくまで感覚です。ちょっと「答え」はでません。
もう少し、考えてみたいなと。

きちんとお返事できているかは自信がないのですが、
感じたことを書かせていただきました。

有難うございました。精進します!

2010-03-02 16:00:01

 はじめまして。
 小稲荷一照と申します。

 小説 ティベリウス - ローマ帝国 孤高の守護神-(試読版)
 楽しいでした。
 古くて薄い時代の池波正太郎みたいに一気に読めたので、作品としては私の好みです。
 内容的にも膠着なく流れて行くのが、実に爽やかでした。

 内容的に好みのところなので、次に表現について気になりました。
 概ね二つの点が気になっています。

 ひとつは文中における「区間」について、人物のセリフと単なる単語の強調についての見分け方のルールがあるのか、という点。
 ひとつは(区間)について、現在の言葉に合わせた説明とルビの使い分けの見分け方のルールがあるのか、という点。

 以上の二点です。

 いずれも、見分け方は雰囲気、というお答でも結構ですが、個人的にはこの手のルールは単純な方が悩まないで一気に読めるので、不要ならば少ない方が良いと思います。

 細かなテクニックについては、弄れば弄るだけ変わるので、個人的にはあまり指摘をするつもりはありません。歴史的事象についても、私の知識では指摘できるほどの資料を読み下しておりません。
 その上での、誤字脱字や細かな表現上の差異や整合についての違和感と解析については、校正が必要なら改めておこないますが、無料の小説としての読者意見としては、充分満足、というところです。
 縦読みで読みたいなぁと思ったくらいです。

2010-03-03 12:51:41

■小稲荷一照様

批評ありがとうございます。
一気に読めたと仰って頂いたのは初めてです^^;とても嬉しいです。

ご指摘の「 」と( )については、どちらもルールはないです。

( )については、本来ルビはルビ機能を使うべきなのですが、
手抜きしてます(汗)
word原稿や、PDF原稿ではルビにしています。
イイワケとしては、文字サイズ小にルビ振ると極小になる、というのが
気になっている、というのもあるにはありますが、
正直、私の方にあまりルビと( )の区別にコダワリがなかったので、
そのままコピペしてます。すみません。

「 」も、特に「見分け方」は考えていないですね……。
というか、すみません、これも考えたことがなかったです。
そういう目で見直してみると、
文脈から読み取りにくいところなど、あったかもしれないですね。
一度見直してみます。

用法としては、
「 」は生の会話と、言葉の区切りが判りにくいところ、引用、
強調したい単語、などに随時使用、
( )は基本的には言葉の説明、ルビを使わない場合はルビとしても使用。
(内心を表現する場合などには使用しない)
他に現代ものでは、電話の相手の会話は『 』を使います。
記号はこの3つにほぼ限定しているつもりです。
< >とか、「”」や「’」とか、色々な記号を使用するのは好みではないので。

細かい点までご指摘有難うございました。
ちゃんとお返事できていると良いのですが………。

PDFは縦書きになっておりますので、
良かったら覗いてみてくださいませ(と宣伝(笑))

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